- カンナビノイドとは
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カンナビノイドとは、私たちの体が作り出す内因性カンナビノイドと、ヘンプ(麻)から採れる植物性カンナビノイドがあり、どちらもエンドカンナビノイドシステム(ECS)で働く重要な神経伝達物質です。
- エンドカンナビノイドシステム(ECS)とは
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ECSとは、全ての哺乳動物、その他多くの生物の体内に存在する生体システムで、神経伝達物質、受容体、酵素からなるネットワークを通じて体のホメオスタシス(恒常性)を維持しています。エンドカンナビノイドシステムは、緊張を解き、食べ、眠り、忘れ、保護するといった様々な人間の行動に影響を与える基本的な体の機能を調整するシステムです。
- カンナビノイド欠乏症(CECD)とは
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カンナビノイド欠乏症(CECD)とは、2004年にイーサン・ルッソ博士が初めて提唱した疾患で、体が十分なカンナビノイドを産生できない、あるいは適切に調整できない状態を指す。その結果、ECSが司っている体の機能に影響を与え、様々な不調や病気を発症する場合がある。 (参考文献:CBDのすべて )
- ホメオスタシス(恒常性)とは
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ホメオスタシスとは、体に自然に備わっている均衡状態のことで、ホメオスタシスを維持するということは、体が持つ全ての機能が関連する動的なプロセスです。なお、ECSはホメオスタシスの維持に欠かせない役割を果たしています。(参考文献:CBDのすべて)
- テルペン(テルペノイド)とは
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テルペン(テルペノイド)とは、植物、果物、野菜の多くが産生する精油に含まれる揮発性の化合物です。ヘンプ(麻)に味や香りを与えると同時に、カンナビノイドと相乗効果(アントラージュ効果)を発揮し、その品種に特有の使用体験や治療効果を与えます。
- アントラージュ効果とは
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アントラージュ効果とは、1999年にラファエル・ミシューラム博士によって初めて提唱された、「ヘンプ(麻)に含まれるカンナビノイドやテルペンといった活性化合物には相乗効果があり、同時に複数の成分を摂取することで個々の効果が増幅され、より高い効果/相乗効果が見込める」という理論です。